子供の頃、リアルタイムで映画館で観たことがあったが、3億ドル .. >(続きを読む)
子供の頃、リアルタイムで映画館で観たことがあったが、3億ドルかけた割にどこが良いのかさっぱりだった。
ただ、久しぶりに三度目を視聴した結果、
「大いなる力には大いなる責任を伴う」が社会人になって身近に感じるようになった。
後天的に授けられた能力が羨ましくある半面、それが誰にも言えない秘密だったらという苦悩が
等身大のヒーローとして胸に響くものがある。
一方で内なる願望が歪んだ形で表面化し、ある意味で精神の自由を得たグリーンゴブリンとの対比が、
力を持つことの意味を際立たせていた。
その後、様々なスパイダーマン映画が役者を変えて監督を変えて繰り返されてきたが、
ハリウッド初の長編映画化という意味で原点にして頂点。
下手に改変しまくるよりは正攻法で安心して楽しみたいという時点で歳を食ってしまったと感じる。