<ネタバレ>
久々に鑑賞。
前半の青春物語の清々しさ、青々しさ。 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>
久々に鑑賞。
前半の青春物語の清々しさ、青々しさ。
若さゆえの危うさと、未来への可能性に満ち溢れ、
力強く育っていく姿。
それを一撃で奪っていく白い嵐。
彼らは、未来まで続く輝かしく誇り高く人生を、
手を取り合い、笑いあい信じていた。
実はその未来が永劫ではないことが、
その瞬間が、ひとときが、いかに大切なことか。
思い知らせるように船を襲う白い嵐。
何度見ても、拝むように指を組んでしまいます。
ジャンルとしてはディザスター映画ではあるかもしれないが、
描かれているのは、どんな今でも、
掛け替えのない「今」
取り戻すことの決して出来ない今。
エンディングの、誇らしく力強く、
そしてキラキラと輝きながら大地を進むみんなの姿が
初めて見た時から今まで、
いつまでも忘れられない映画です。