高品質のサスペンスだが、持続力が弱かった。残念。
地味さを .. >(続きを読む)
高品質のサスペンスだが、持続力が弱かった。残念。
地味さを強調する序盤から急テンポの犯罪。裏をかく小心な作戦。
主人公、犯人双方が悪党のストーリーは多いが、
犯人が大物らしい蛮行を繰り返し主人公を追い詰める緊張感。
怯えながらも窮鼠猫を噛むように抗う主人公の対比がよく、
旨をわしづかみにされるような展開も、中盤に差し掛かるとかげりが見え始め、
別の映画のようになってしまった。
まあこの頃の映画ってこんなん多いけどね。