戦うためにはファイティングポーズを取らなければならず、
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戦うためにはファイティングポーズを取らなければならず、
その為にはまず立ち上がらないといけないという点で、この映画の邦題は珍しくうまくできた題名だといえる。
映画としては構成がうまく、禍々しいシーンもしっかりと描写しながら、
重くなり過ぎないテンポで最後まで語りきられており、過度にもなりすぎない点で、
なかなか良いのですが、物語のダイナミズムという点で物足りない。
実話なので仕方が無いが、とにかく勧善懲悪の構造になってしまう為に、
こうすればいいのに、こうするべきだ。という回答が用意された上でのシーンが連続してしまい、
こちらとしてはわかったからさっさと幸福になってくれ、としか言葉がでない。
事実として主人公の生き様には敬意を覚えるが実のところあまり映画的ではないんじゃないか、
という点から5点。