<ネタバレ> これは度胆を抜かれた映画ですね。
「ロック、ストッ .. >(続きを読む)[良:1票]
<ネタバレ> これは度胆を抜かれた映画ですね。
「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」や「スナッチ」でお馴染みの顔だったジェイソン・ステイサム。
彼が主演の映画という事で、軽い気持ちで観賞してみたら、予想を遥かに上回るアクション濃度。
特に終盤の上半身裸になっての格闘シーンは圧巻で
「えっ? この人こんなに強かったの!?」
と、画面の中で躍動する彼の姿に、呆気に取られ、次いで笑みが込み上げてきたのを覚えています。
序盤に繰り広げられるストーリーや、主人公とヒロインの設定に関しては
「あぁ、リュック・ベッソンだなぁ……」
としか思えず、完全に油断していただけに、今作で明かされた「強さ」というステイサムの強烈な個性に、痺れてしまいました。
今は日本でも気軽に購入出来るようになったジュースのオレンジーナを、作中でヒロインに飲ませてあげるシーンなんかも印象深いですね。
ラストも囚われの人々を開放するのと同時に、スパっと切れ味良く終わるのも好印象。
エンディング曲も好みでしたし、気持ちの良い時間を過ごせた一品でした。[良:1票]