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不時着?着水?のシーンが何度も見られます。CGだと判っているのにリアルにドキドキでした。
高層ビルの窓から眼下の高度へ落ちていくジェット機が、鳥肌です。
まるで本当に一大事を目撃しているような体毛が逆立つ感じ。機内の頭を下げて!の絶叫が怖い。
クリント監督、一体どこまで昇っていくのか? どうして名作ばかり作れるのか?
ハンクス氏の演技は、ある意味いつも通り。セリフより目(視線)で演技するタイプですが、
監督は最大限に生かしています。管制塔の担当者の視線もツボを抑えています。
懐かしのジョーズの、リチャードドレイファス思い出した。
もうさすがとしか言い様がない。シリアス物の撮り方の教科書的映画。そしてラストシーン。
「良かったあ」って心の底から混み上げるラスト。見終わって幸福感に包まれる。
クリント監督、次は何を見せてくれるのか、もう今からワクワクしてしまう。[良:2票]