認知機能不全症一歩手前の高齢者が、孤独死までの晩年の日常生活 .. >(続きを読む)
認知機能不全症一歩手前の高齢者が、孤独死までの晩年の日常生活と
幻想を映像化したドキュメントテイストなドラマ、で合っているのかなあ?
それを見たからって何て事もないわけで、怖い夢を見たので映像もホラーに
なったり、サスペンスになったり、セクシービデオになったり、でも非現実だよね。
で、最後どうなるのか、一応期待して待ってましたが、これがもう???なんです。
ラストシーンのあの一瞬に見えたのは誰だったのか? 死んだ筈の誰か?
そして、エンドタイトルの終わりで音楽がフェードアウトする中、聞こえてくる
生活音(水廻り、台所?)は何の意味があるのか???
これは、観客各々が勝手に想像するしかないのでしょうか?
こういうハッキリしない作品は嫌いなんですよ・・
長塚さんのファンなので期待しましたが、原作を知らないのが裏目に出て
理解できずに終わりました・・( 一一)
一体、どこからが幻想で、どれが現実だったのか、考えればどんどん分からなくなる。
最初の料理はサケの切り身を焼いただけなのに、その後どんどん手の込んだ料理を
作るようになるが、もしかして最初以外は夢だったとか?
物置を片付けて貰っているシーンもあった筈なのに、相続人が入ったら片付いてなくて、
あれも夢? 女性といい雰囲気になるだけのシーンも全部夢だったりして?
「春になれば皆に会える」の意図は、自殺予定日Xデーの事だったのか・・?
タイトルの「敵」とは誰・何だったのか? 静かな老後を乱す人や物事? 生への
執着心を呼び起こす煩悩の事? 己のアイデンティティーを解しない世の中の事?
もう一回見ても多分解りそうにありません。
仕方が無いので、原作を買って読む事にします・・ お金かかるなあ・・