<ネタバレ>基本長過ぎ・・ アメリカの宇宙ロケット開発の歴史映画だけど .. >(続きを読む)
<ネタバレ>基本長過ぎ・・ アメリカの宇宙ロケット開発の歴史映画だけど
ドキュメンタリー調でもあり、どこを切っても娯楽映画ではない。3時間13分は疲れる。
運転免許の違反者講習並みの忍耐必要・・。
申し訳ないが、コチラが見たいのはロケット技術の話と、その映像であって、パイロットの
プライベートやら、家庭の事情とかではない。できれば政治家の葛藤とかも要らないくらいだ。
その人間ドラマ部分を全て削ったら、多分1時間程度の尺になるだろう。ダラダラ感がキツイ。
最初の搭乗員をサルにしてしまい、気落ちした飛行士に誰かが「どーせサルでもできる仕事」との問いに
「サルは任務がどんなに危険なのかを知らない」「我々は知った上で機に乗り込む」との会話。
この言葉は重い。無人実験の大爆発を繰り返し目撃した後で、搭乗する精神状態は半端ではない。
ここら辺はカットできない部分でしょう。
アポロ計画の前段階、マーキュリー計画の映画なので、そこで終わりになるのですがどーもピンと来ない。
新しいテクノロジーでトラブル連続の中、有人ロケットのリスクは伝わりました。
それを伝えるドキュメンタリーとしては良いと思います。ただ「二兎を追うものは一兎をも得ず」ですよ。
女房事情、下半身事情、政治の事情も全て入れたら、食い過ぎで腹を壊しますってこと。 ホント長かった