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<ネタバレ>タイトルから近代的なアクションサスペンスを想像して観始めたら、なんと西部劇。
前半は、それ特有と言うべきか、展開にスピーディーさを欠き、
少々退屈な感じがあった。
ただ、後半、特に終盤にかけては、一転、なかなかに目まぐるしい展開。
まさか両者の形勢が逆転するとは思ってもみなかったし、食い入るように見入ってしまうほど。
主役2人が対極にありながら、それぞれ強い信念を持ちつつ、
最終的には互いに認めあっていく。
個人的にラストに関しては、後味が悪すぎず、かといってご都合主義になりすぎない、
あの感じが一番しっくり来て、ベストなのではないかと思った。
ベンが自分を助けに来たはずの味方を問答無用で撃ち殺し、自ら列車に乗り込んだのも、
それだけダンの信念・勇気・行動に心を突き動かされたからであって、違和感はあまりなかった。
ベンはそういう人間。
主役2人の演技は両方良かったと思うけど、
特にラッセル・クロウが、役柄も良かったと思うが、かなりいい味を出していた。
鑑賞後、リメイクであることを知りましたが、よくできていたと思います。