<ネタバレ>3Dで視覚的に楽しむ映画、ということならまあ及第点、かな。 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>3Dで視覚的に楽しむ映画、ということならまあ及第点、かな。
新たなクリーチャーとして登場するマネキンの蜘蛛もかなりの薄気味悪さ。
盲目のナースは、前作では音ではなく光に反応していたような気もするが、まあ硬いことは言うまい。
父親を救うために危険を冒してサイレントヒルに行く、という不要不急の必然性もほとんど感じられない目的なのが惜しい。
前作は娘を救うため、という悲愴感が柱になっていたのだが、今回は教団側のボーイフレンドまで付いてくるというピクニック仕様。
そして一番残念だったのは、サイレントヒルが持っていた、街としての透明感というか、浮遊感というか、つかみどころのなさが失われてしまっていたところ。そこがこの前作の雰囲気を醸成していたと思うのだが、今回は日常感に溢れていて、サイレントヒルの世界に没入できず。
そもそもリベレーションってなんなんだろうね。