<ネタバレ>前半のテンポの悪さがもったいない。そして長い。
悪役のジュ .. >(続きを読む)
<ネタバレ>前半のテンポの悪さがもったいない。そして長い。
悪役のジュリアン・ムーアがなぜキングス・メンを敵視しているのかがよくわからないので、感情移入ができない。
さらに、コリン・ファースがなぜ縄跳び野郎を敵だと見抜いたのかも説明されない不親切さ。
イギリスの紳士とアメリカのカウボーイが手を組む、という単純な構図で充分面白いのに、変にややこしくするから楽しめなくなってしまったのは残念。
そして、スウェーデンの王女。
庶民とは違う王室の姫が、はしたないことを約束するから前作のラストが生きたのに、その庶民と付き合って結婚するって。
極め付けは今回のターゲット。麻薬常習者なら、そんなに頑張って救う必要ないのでは?
麻薬常習者を救うのに手に汗握れないって。
という残念な点は多々あるものの、コリン・ファースとジュリアン・ムーア、さらにはエルトン・ジョンの後ろ回し蹴りが見られる稀有な作品ということで、見て損はなし。