<ネタバレ>ガス・ヴァン・サント自身が、人と深く関わることを恐れたり、そ .. >(続きを読む)
<ネタバレ>ガス・ヴァン・サント自身が、人と深く関わることを恐れたり、それができないことでいろんなものを失って来た経験があるんじゃないかな。
「追憶の森」でも、妻を理解しようとしていなかったことに気づく主人公が描かれていたが、この映画も心に刺さるシーンが多く、最後まで見応えがあった。
教授たち二人も、友人役のベン・アフレックも、ウィルに対する優しさに溢れていて、それが映画を見終わった後も長く気持ちの良い余韻を残してくれる。
愛してると繰り返す恋人と、君は悪くないと繰り返すセラピスト。
そしてここはお前のいる場所じゃないと背中を押す友達。
周囲の人との関係を見直したくなる、そんな映画。