お姉さんが子供たちと歌を歌って楽しむホンワカ映画だと思い込ん .. >(続きを読む)
お姉さんが子供たちと歌を歌って楽しむホンワカ映画だと思い込んでいて、長年避けてきました(そういう投稿が幾つもあり一安心です)。まあ、これも教養ということで見てみることにしました。
皆さんとは異なり、音楽に感動はしませんでした(プレグレ者だからかな?)。へーこの曲もそうなのかと、世の中への影響の大きさには感心しましたが。
主人公が一家に与える変化は、露骨さは感じるものの安定感のあるプロットでした。予定調和なロマンスも、それなりに花を添えます。
そしてナチスの登場がばっちりラストを引き締めます。特に自らすすんでナチス側に身を投じる者・洗脳されたように従順に従う者。現代の日本人として教訓とすべき存在を配置することで、普遍性さえ獲得していると思いました。