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<ネタバレ>以前使っていたアカウントで投稿できなくなってしまったので、改めさせていただきました。
さて、個人的にTONY JAAに人生の一部を変えてもらったワタクシ。
の、割にはこの映画がひっそりと公開されていたことすら知らなんだ。ごめんよ、TONY。
だって原題とかけ離れているんだもの。と言うことで平成最後のGW 突入記念でレンタルして参りました。(と言うか某動画サイトで見ていたんだけど、セリフがわからなかったもので)
タイのド田舎出身の彼が、香港映画のトップに名前が出るなんて「マッハ!!」を見た時には想像もできませんでした。
それはきっとご本人もそうでしょう。
TONYさんはタイの刑務官。上司がなにやら胡散臭いことをしているのは感じ取っているものの、白血病の娘の治療費のためあまんじて受け入れております。片や麻薬の潜入捜査で自らヤク中になってしまったウー・ジンさん。捜査の失敗で身バレしたあげくタイの刑務所に送られます。
TONYを主役にしたがために無理やり感満載です。で、タイの刑務所長なのになぜか官服も着ないでスカした及川ミッチーみたいなイケメンが悪者なんですが、カンフーとムエタイを見せる映画とは言え設定がいい加減すぎてちっとも理解できませんでした。ワタクシだけ?
坂本龍一みたいな風貌のルイス・クーに命を救われたからと言うのが理由なんだけど「俺が助けなかったらミッチーはカンボジアで野垂れ死んでた」みたいなことを言います。え?そこでカンボジア?ミッチーはそもそもドコの国の人なの?
と、まぁ複雑そうで穴だらけの設定ですが、TONYのアクションが見られて大満足でした。しかも今回は父親役。ご自身も娘さんを持つパパだから、尚更演技に力も入ったでしょう。
ただ、香港映画に多用されるワイヤーワークが不自然すぎてどうにも面白くないです。
重力無視しすぎ。そしてみんなタフすぎ。死んでるレベルのダメージ受けても、まぁ倒れない。悪の下っ端対主役二人のアクションシーンでは「なんでこれだけいて誰も拳銃持ってないの」と。(トムヤムクン!の時も思ったけど)でも、肉弾戦を楽しむためにはそれを言うのはヤボと言うものですね。鎖を拳に巻き付ける仕草がカッコよすぎてめまいがしました。ので、8点献上。