<ネタバレ>「米国人は、字幕映画を観ない」という事で、全編英語で作られて .. >(続きを読む)
<ネタバレ>「米国人は、字幕映画を観ない」という事で、全編英語で作られています。
違和感は感じますが、興行収入の事を考慮すると仕方がなかったのでしょう。
通常、潜水艦モノと言えば戦闘シーンがメインですが、この作品にはそれはなし。
なので、人によっては、やや物足りなさを感じる映画かも知れません。
しかしながら
独善的な艦長と、部下からの信頼が厚い副長との軋轢や
原子炉のメルトダウンを防ぐため、死を覚悟で修理に挑む乗組員たち
の描き方は、見応えがありました。
この事故は「国家の恥」であるため、ソ連では長い間かん口令が布かれていたようです。
ソ連の崩壊後に、乗組員が明らかにしたものなので、多少のフィクションは有ると思います。
この辺り、事故を覆い隠そうとする共産主義の怖さも感じます。
副長役のリーアム・ニーソンは適役でした。
逆に、ハリソン・フォードに、この役は違和感がありますね。