<ネタバレ>キアロスタミの最高傑作だろう。この終わり方にする理由もわかる .. >(続きを読む)
<ネタバレ>キアロスタミの最高傑作だろう。この終わり方にする理由もわかる。
これがフェイクであることを明示することが、却ってその真実性を硬くする構図をきちんと形成できていた。
つまりこれは具体的な事象であるというよりも、普遍的な事象であるということを表現し得ていた。
逆に言えばこの映画を見れば、他のキアロスタミの作品は見なくていい。それだけ芯を捉えている作品だ。
(ただしユニークな会話劇については「風が吹くまま」のほうが上だ。)