<ネタバレ>私は存じ上げませんでしたが、原作は100年近く前から続く不朽 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>私は存じ上げませんでしたが、原作は100年近く前から続く不朽の児童文学だそーで。だから、この映像化も(当然)ジャンルとしてはジュブナイル・青春もの(のミステリ)といった風なのですね。主人公は設定上は高校生っぽいですが、だからと言って必ずしもハイ・ティーン向けというワケでもない様な質感にも感じました。で、まず率直にこのナンシーちゃんってかなりド級の悪ガキ!なのですよね(毎日の様に警察の世話になってる)。でも、私はそもそも120%主演のソフィア・リリスちゃん目当てで観てるのでして、んでこの女悪ガキキャラにはリリスちゃん自体はま~ドンピシャだったと思いますし+実際のルックス・演技も申し分なかったと思います⇒その意味ではそーいう目的なら完全に役目は果たせると思いますのでそーいう御仁なら是非々々。
しかし、実際の話の内容については、コレも決して悪くはないとも思うのですが、何とゆーか全てが「軽い」という感じもしますかね(⇒その意味でこそ、最も「子ども向け」だっていう温い雰囲気も感じられてしまうとゆーか)。90分の短め尺ですが、ソレこそジャブの様な軽いエピソード・描写の連発で攻めてゆくという展開運びで、最後にはその諸々が一切合財ウマく纏まっていった…というテクニカルな終い方でもあったのですが、ソレでも個々のエピソード・描写のそれぞれは(幽霊騒動にせよ謎解きにせよ)ごく軽い・浅い・お手軽な感じ⇒全体としてもやっぱりお手軽な感じ、に仕上がってしまってますかね。もう一点、そんな状況なのでまた絶妙に「映画ってホドじゃない=連続ドラマみたい」ってちょっと喰い足りない感じも(どーしたって)あるのです。だから正直、コレだと(悪い意味で)続編が観たくなっちゃう⇒なのに結局リブートが今作でポシャっちゃったからソレも無いのがなお残念…みたいな感覚がありますかね。まあ、暇潰しになら十分かとも思ったりはするのですケドね。