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<ネタバレ>日本盤DVDは持っていたが、大画面で見るには画質が悪い。ブルーレイはないと思っていたところ、アマゾンに輸入盤でありましたね。さっそく大画面で見ましたが、もとがあまりよくないのか、思ったより画質はよくない。でもまあ普通に映画を見れるレベル。DVDに比べればはるかによいと言える。音はよい。日本語字幕はないので、小型モニターを暗くしてDVDを同時再生。
映画はちょっと暗いが、弦楽器、それも楽器そのものを主役にした映画は今までになかったので貴重な映画。途中、ロマの人たちが入れ替わり立ち替わり楽器を弾いていくシーンがあるが、どのように撮影したのか面白かった。前半はヴァイオリンを弾く人たちはちゃんと弾ける人が演奏していますね。でも後半から役者さんがそれっぽく弾いているようにごまかしているのが残念(まあ仕方ないのですが…。もっくんも「おくりびと」でチェロがんばっていたけど、やはりプロには見えない)。サミュエル・L・ジャクソンの楽器鑑定家はよかったが、現実には黒人の弦楽器鑑定家はいないだろうな。あと、複製が結局落札されたわけだけど、いくらそっくりったって、音出せばわかるって。状況証拠から鑑定家は逮捕だろう。オークション会場をヴァイオリンケースを持ってうろついていたのはあなたしかいませんでしたよ(笑)。落札したヴァイオリン奏者のルゼルスキーさん、おそらく故アイザック・スターンをイメージしたキャラクターでしょう。楽器に関する監修は大御所チャールズ・ベアーと押えるところは押えている。