<ネタバレ>社会全体がヤクザを排除していく時代になり、そのファミリーの生 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>社会全体がヤクザを排除していく時代になり、そのファミリーの生きづらさをリアルに描いている。
堅気になるにしても、元反社のレッテルを剥がすのは簡単な事ではない。又、SNSによって個人情報が簡単に拡散する功罪にも踏み込んでいる。
主人公がヤクザの世界に足を踏み入れ、抗争を経て刑務所に収監、出所してからの戸惑い、終焉に至るまで、よく出来た脚本、演出である。
藤井監督の力量が感じられ、綾野剛も好演している。
只、最後の娘のシーンは不要かと思った。