<ネタバレ>2度目の鑑賞。
社会の底辺に生きる女性たち、みな悲しい過去 .. >(続きを読む)[良:2票]
<ネタバレ>2度目の鑑賞。
社会の底辺に生きる女性たち、みな悲しい過去をかかえており、役者さんが皆それぞれのキャラを好演している。
中でも、当時のトップスターの京マチ子や若尾文子が、けがれ役に果敢に挑戦していることが素晴らしい。
監督が溝口健二だから出演依頼受けたんでしょうね。
言いたい放題の京マチ子はきっぷが良くて小気味いい。「八頭身や!」には笑った。
かわいい系の若尾文子が実は一番したたかで、怖い女。この美貌にかかったら男はみんなイチコロやろ(泣)
その他、息子に捨てられる女性が、悲しさで気が狂うシーンはみていて一番つらかった。
怪談映画のようなおどろおどろしいテーマ曲も印象的でした。[良:2票]