<ネタバレ>とにかく、玉枝の人生が観てて辛く、悲しく、切なすぎる。
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<ネタバレ>とにかく、玉枝の人生が観てて辛く、悲しく、切なすぎる。
小舟で流産するくだりは衝撃的。あんなことがありあえるのか?、そして船頭が何気に川に流したと言い放つ恐ろしさ。
その後、夫と持ち直すと思いきや、あんな後味の悪い結末で終わるとは。
結局、夫が妻を抱かなかった理由もあいまいなまま。
技術的には宮川カメラマンが白黒映画ならではの映像美を見せてくれ、若尾文子の全盛期の美しさが楽しめる。
西村晃は本作のような下品で卑劣な役を演じさせれば天下一品だ。