<ネタバレ>127時間…後に助かったんだな。実話ベースだそう。
アーロ .. >(続きを読む)
<ネタバレ>127時間…後に助かったんだな。実話ベースだそう。
アーロンは、なんか家の古いルンバ君みたいだ。
通常なら自分たちが外出中、家の中を自由に動き回り、疲れたら充電器に戻ってくる。
時々、頼んでもいない風呂場を見に行って廊下を水浸しにしたり、玄関マットを食べて力尽きていたりする。
一人で岩場に行って自由を満喫するアーロンだが、その手には常にビデオカメラがあり、自撮りをしている。
やはり、帰ってからそれを見る(誰かに見せる)為に撮っているんだろう。結局他人と関わらなければ生きていけない。
岩に挟まったアーロンは人間社会から孤立してしまうが、彼の孤独な生き方がテーマになっている。
考え事で別れた元カノのことが多く出てくる。別れた理由も束縛感とか自由が減ったとか、自分勝手な理由だったんだろう。
毎日決まった時間に上空を飛ぶ一羽のカラスを見て、孤独を紛らわせるアーロン。
でも最後、実はそのカラスはツガイだった。
当たり前だけど、独りだけで生きていけないのは、人間だけじゃなかった。
痛いからもう見ない。