<ネタバレ>“Robin Hood: Prince of Thieves .. >(続きを読む)
<ネタバレ>“Robin Hood: Prince of Thieves”サブタイなんてあったんだ『ロビン・フッド:窃盗団の王子様』なんか半グレ詐欺集団の独女担当みたい。この当時はケビンの人気が頂点に近かった頃で、格好良さとユーモアセンス高め、知性とナルシシズムは控えめと、二枚目人気俳優としてバランスが絶妙だったと思います。当時“面白かった”って感想しかありませんでした。
改めて見ると、敵兵がシャーウッドの森を怖がる理由の弱さ(モーティアナのほうが怖いわ)。ロビンとリトルジョンのゆる~い決闘(泳げないのに川で闘う?)。ロビンあっさりリーダーの座に。ロビン前フリ無く弓の名手に。お祭り騒ぎにてウィルお前反乱軍抜けたんじゃなかったのか?などなど当時の映画らしい大雑把さだけど、勢いがあって次の展開が気になる魅力もあったと思う。明るく楽しいだけでなく、拷問とか死体とかのダークなシーンも多く、それらがクドくないバランスも絶妙。
今回久しぶりに鑑賞しましたが、モーガンとアランが出ていたことは、インパクトが強かったので覚えていましたが、他の主演俳優のことは覚えてなくて、クリスチャン、メアリーに「へぇ、こんな役で出てたんだ」って。それくらい、私にはケビンがひとり光ってる映画って、印象だったみたいです。
アラン・リックマンの、ロビンに逃げられて門番を殴る回数の多さ。イライラしてナイフで皿を刺す勢い。彼のキレ演技が面白い。
そしてショーン・コネリー登場に「ワオ!」ってなりました。映画の最後に“観て良かった感”を持ってくるのは、ズルいけど上手い演出ですよね。