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<ネタバレアリ>原作とは全く違う作品になっていますが、“原作を越えれない”と言うより、“原作を映画版にアレンジした”って雰囲気のあたりでこの作品への不満が残ってしまいました。今回は“愛”がテーマって言ってませんでしたっけ?そう聞いて原作を読んで観た者にとって、そんな期待は簡単に裏切られてしまいました。☆☆原作と比較して物足りないところは、ラストの展開、メイスンの妹が登場しないところ、ジョディ・フォスターじゃないってとこでしょうか? ジュリアン・ムーアが代役?原作ではラスト、くんずほぐれつってのもあるんで、そのためにジュリアン・ムーアかと。だってブギー・ナイツですよ。☆☆あと何と言っても最大の不満は“豚の演出”でしょうか。コールがあっさり裏切るのも。上・下巻ある長い作品ってこともあるのでしょうが、かなり端折り過ぎ。☆☆ついでに脳を食べるってのも。一緒にクラリスも“おいちぃ!”って言わなくちゃ、あのラストの展開に何の意味があるのやら。これってR指定だよね。その割りには過激さがまだまだ半端だぞ!☆☆ラストに納得が行かなかった訳ですが、この作品には別ヴァージョンがあるそうな。やっぱ原作を読まずに映画を観た方が良かったかな。しかしリドリー・スコットと言う監督には好感が持てたし、前半の惹き込まれる撮り方には納得。何でも次回作(原作の1作目に当る「レッド・ドラゴン」)は、「ラッシュ・アワー」のレッド・ラトナーがやるとか。これを考えるとかなり不安です。≪以上、単に原作と比較しただけです。映画としては、前半の雰囲気が好きなんでその辺を点数にしてみました≫[良:1票]