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<ネタバレあり>この映画、絶対観たくないって思ってた。何故って?ロビン・ウィリアムズが、確かあれってミミズだと思うけど、みたいなのを食べさせられて“うぇー!マジで食べてる”って宣伝を見て、こりゃ見ちゃおれんなって思ったから。☆実際に観てみると、一応、作品ではオゲレツって言うより、純粋な子供の悪ふざけってノリで。でもちょっとって感じのシーンが次々と。そう、子供なのに大人の身体を手に入れたら一体何をやりたい?ペントハウスを買って“すげぇー“って?くだらない。”店で堂々と買ったんだぜ“・・・でも結構そうだったような。中学の同窓会で、「俺、最近、本屋でHな本、買うんだぜ」「エッ!自動販売機じゃないのか?」って、そうそうくだらない会話をしていたような気もする。☆この映画の狙いは“体内時計が人の4倍のスピードで進む子供”、“それをロビン・ウィリアムズが演じる”ってな訳で、その題材だけに頼ったことは間違いない。ならばこの映画に期待したのは一体なんだったのだろう? 人より長くは生きられないと言うことを知り、その人生をどう有効に生き抜いていこうとするか、その人生の選択をジャックがどう決断するかではなかったか?しかしそのシーンは後半のごく僅かなシーンにしか収められていない。幾多の困難を乗り越え、やっと友達が出来たにも拘らずその友達とも別れなくてはならない。そして友達が高校生活、大学生活をエンジョイする中で、ジャック一人年老いて行き・・・そうこの手の定番、最後は死ぬんだろうって思ったら、ゲッ!ラストの台詞、「まだ僕は生きてる」って台詞は良い。しかしあまりに内容が希薄な気がした。折角の題材、そしてアイデア。もっと色々なエピソードが織り込めそうだし、もっと楽しくすることが出来たような。もっと人生とは何かを問いても良かったのでは? なのに結局のところ、この主人公たちって、身体は大人でも中身は子供なんだなって感じでしか描かれなかったことが残念に思った。