“CGのリアルな恐竜”がウリだった前作。ここでもそのことに変 .. >(続きを読む)
“CGのリアルな恐竜”がウリだった前作。ここでもそのことに変わりはない。しかしストーリーがね。それと最もこの作品に魅力を感じないのは、“キャスティング”では?サム・ニールをどうして好きで起用するのか?このおっさん、勿論アクションが得意な訳ではなく、かと言って博士ってほど博識を見せつけるほどのシーンもない。特に後に“間違った解釈”として現科学者に指摘を受けることとなる、“じっとしていれば襲われない”って言うシーンも馬鹿の一つ覚えでまたやろうとする。で、物語では色々言ってるけど、それほど頼りになるって感じの存在感を示してないし。☆☆☆この作品には、前作までになかった“スキノサウルス”と“翼竜”の登場が挙げられる。特に原作に登場して、前作までに登場しなかった一つにこの翼竜があった。原作ではこの翼竜に襲われるシーンってのはないんだけど。しかし相変わらずラプトルに拘ってるな。“ラプトルパーク”に変えても良いくらい。しかし拘っている割りには、いい加減ラプトルをやっつけるとか、倒す策を見付けるとかはなく、意味不明な行動に訴え、卵を返して終わりと言う? ほんとに野生の生き物が、しかも肉食なのに卵を返したら許してくれるのか?しかも意味も分からず吹いた笛で?ここまで来ると矛盾と言うか、粗と言うか、それ以前に本当にあんた科学者か?と問いたくなるが。☆☆☆このシリーズって消化不良で終らすのがお得意で、今回もその点は変わっていない。命からがら逃げ出して来たのは分かる。最後は軍隊が登場して終り。分かる。しかし前作までは存在した、人の欲望のためにとか、進み過ぎた科学への警鐘を鳴らすとか、しかし3作目にして“単なる”人騒がせ”で終わった気がしたんだけど・・・?