ビョークの圧倒的な存在感、セルマの心眼を模したようなおぼつか .. >(続きを読む)
ビョークの圧倒的な存在感、セルマの心眼を模したようなおぼつかないカメラワーク、映画版「サウンド・オブ・ミュージック」とのクロスオーバー(回答とも取れる)、どんな困難をも克服していく歌の魔力、などきらめく瞬間はたくさんあった。ただそれにストーリーが追いつかなかったのが非常に残念。この話の不条理には不可抗力などなく、セルマもジーンもいくらでも救われる手立てがあっただけに歯がゆくて仕方なかった。ビルのバカ嫁がいつ己の旦那の素性を知ってセルマの元へ詫びにくるのかとずっと待ってたのに…。最後にひとこと。親なら子のために生きろ! そして戦え!