意外な好評価にビックリ。この作品、ちと出来が粗くないですか? .. >(続きを読む)
意外な好評価にビックリ。この作品、ちと出来が粗くないですか?屋台骨となるアクションに主人公の悲哀を肉付けしていく構成だが、第一に、その肝心要のアクションシーンがうまく撮れていない。不死身の主人公という設定のせいか、キレのいいアクションになっていないのだ。銃撃戦は、それこそ花火大会のようだが、ただたんに撃ちまくっているだけのようにも見える。それに、主人公の悲劇が実にステレオタイプで深みがない。また、一人ずつかたをつけていくパターンは復讐劇の定石だが、そうしたストーリーの流れもスムーズではなく、とくに、ラスト、悪の親玉との対決シーンにもっていく盛り上げ方があまりに単調。最後まで中途半端な感じが拭えなかった。