裏舞台の静かな駆け引きと前線の緊張感ある戦いの二つのシーンを .. >(続きを読む)
裏舞台の静かな駆け引きと前線の緊張感ある戦いの二つのシーンを交差させながらアメリカの影を暴き出していく。正義感溢れる役どころにハリソン・フォード、監督にフィリップ・ノイス…とくれば、もう、可もなく不可もなくといったところ。星条旗に反旗を翻してというよりも、星条旗の理念にのっとって、純粋に正義のためにアメリカそのものに立ち向かっていくラストが、昨今の混迷する国際情勢におけるアメリカの真に見い出すべき方向性を暗示しているようで興味深い…が、メッセージ性がどうであれ、映画的に5点は5点。以上。