公開当時、ある評論家が「前半は満点だが後半は零点」という要旨 .. >(続きを読む)
公開当時、ある評論家が「前半は満点だが後半は零点」という要旨のコメントを語っていた。私も同感である。劇中の最重要人物であるカーツ大佐が出てくるあたりからだんだんつまらなく感じた。思うにコッポラ自身も映画を作っているうちに話がまとまらなくなったのではないか。マーロン・ブランドは随分と手を抜いたらしく、役柄のイメージから随分かけ離れた太った体型で撮影現場にやってきたそうだ。困ったコッポラはブランドの上半身のみを写すという苦肉の策を取ったらしい。評価が難しい作品だが、前半部分のカーツ大佐の不気味な声とヘリコプター部隊の奇襲場面で5点献上します。