ジュリエット・ルイスに支えられて、やりたい放題のブラピ。と思 .. >(続きを読む)
ジュリエット・ルイスに支えられて、やりたい放題のブラピ。と思いきや、カー・セックス中の狂気を孕んだ目付きは、思わず息呑むぞ。それに比べちゃうと、モルダーはやっぱりモルダーだなぁというのが、まぁ、ちょっと・・・。役柄もあるしねぇ。それにしても、リバー・ランズ・スルー・イットの反動としか思えない。ファンからは「美術品のように美しい」と賞賛されたブラピが御好きな方なら、思わず目を背けたくなるような小汚さと切れっぷりは、半端じゃない。ただ、本作の殺人鬼にわざわざブラッドを起用する必要があったのかどうかは疑問。もっとも、元々、ジェイソン・シリーズに代表されるような殺人行脚的な映画は観ない私が、ブラピだから観たというバカ者もいるわけだし・・・。この役にブラピを起用した監督も監督なら、本作を観て「ミート・ジョー・ブラック」の主演をブラッドに決めたという話がホントなら、映画監督のセンスというものは侮れないものがある。ホントか?