SFにしては妙にリアルです。月面基地での会議やディスカバリー .. >(続きを読む)
SFにしては妙にリアルです。月面基地での会議やディスカバリー号でのボーマン船長とプール副船長のやりとり--長い旅でやがて互いに話す事も無くなってしまう。登場人物の会話、やりとりが自然なんですね。芝居じみていない。宇宙船のデザインもやはりリアル。それだけに観客に冷たいイメージを与えてしまうのかな?小説になって、その冒頭でこんな事を言っています。「真実は想像を絶するだろう。」デビッドボーマンがそれを目撃、体験する、ラストでした。退屈な日常の背後には想像を越えた何かがあるのは確かでしょう。それに気づかせてくれた映画です。