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<ネタバレ>やっぱりこの映画は、あの警官のおっさんなしでは語れないんじゃないかな~・・・。一番強気で勇気あるタイプ。最初はこのおっさんがみんなを最後まで引っ張っていくと思って疑わなかった・・・。でも、結局一番足を引っ張ってたのは彼だった・・・。死と隣り合わせの極限状態のなかで、なぜ自分がそこにいるのか、どうやったら脱出できるのかもわからない・・・。知的障害の男は自分を危険にさらすし、医者の女はウルサイ。しかも、その実験的殺人迷路を作った人間の一人がそばにいる。そんな状況のなかではハリウッド式に約束されたタフガイの強さも有り得ない。そんなある意味でのリアルな人間のリアクションが、ちょっと新鮮だった。これがなかったらこの映画、たんなるB級で終わってた気がするなぁ・・・。