う~ん、納得いかない。ブランドやらレストランやら、住んでる場 .. >(続きを読む)
う~ん、納得いかない。ブランドやらレストランやら、住んでる場所から名刺にいたるまで、虚栄心で自らを塗り固めた登場人物の描写はたしかに笑えたが、肝心のストーリーはさーっぱり理解できなかった。すべてが主人公ベイトマンの妄想だったとしたら合点がいかない場所が多すぎるし、伏線も何もなくいきなり死体が消えて「ハイ、妄想でした」では、脚本が稚拙すぎるぞ。本国アメリカで話題になったそうだが、「女性蔑視の表現」がフェミニストの批判をあびただけで、完成された「映画」としての評価ではない気がする。でも、クリスチャン・ベールの演技は良かった。日本軍の捕虜だったころは、まだほんの「少年」だったのに、まあまあ立派になって(いろんな意味で)。