この映画は「何がジェーンに起ったか?」のアルドリッチとデイヴ .. >(続きを読む)
この映画は「何がジェーンに起ったか?」のアルドリッチとデイヴィスが再びタッグを組んだ作品。もともとクロフォードも出演予定だったのに、デイヴィスが大嫌いなクロフォードを強引に役から引きずり降ろしてしまったのだ!デイヴィス曰く「彼女(クロフォード)のつかった後の便座だけには座りたくない」というほどだもんね。クロフォードの代役はオリヴィア・デ・ハヴィランドで彼女も2回アカデミー賞を受賞している大女優。はっきりいって、この映画ではデ・ハヴィランドのほうが秀逸。ジョゼフ・コットンの死体を運ぶシーンで、嫌がるデイヴィスに往復ビンタをくらわせ、「ごちゃごちゃぬかすな!」と凄む場面、めちゃめちゃ怖かった。それに家政婦のヴェルマを演じたムーアヘッドの演技も忘れがたい。でも作品のつくりは、前作には及ばない