微妙なボタンの掛け違い、月日の流れ、それぞれの思い。なんとも .. >(続きを読む)
微妙なボタンの掛け違い、月日の流れ、それぞれの思い。なんともしれん、いいですね。大人のための映画です。この映画のタマコを演じていた桃井かおりには、桃井かおり臭さが微塵も感じられません。そこがたまらなくいい。倍賞美津子演じる妻の、何事も無かったかのように、淡々と日々を送ることに心を砕く静かな演技にも魅了されました。「ねえ、お茶漬けたべてかない?」という台詞がとても印象に残りました。市川監督の作品の中でもベストの出来です