妻の故郷に帰ってきた無抵抗主義者の主人公がその町の人たちと壮 .. >(続きを読む)
妻の故郷に帰ってきた無抵抗主義者の主人公がその町の人たちと壮絶な闘いを繰り広げる。それによって彼の中に眠っていた闘争本能を目覚めさせ、新しい自我を確立していく...嫌がらせを受けても言い返せない彼の性格は何ともリアルで、上手く丸め込まれる彼に妻は「何とか言いなさいよ!」と攻め立る。このあたりの演技がもう、ダスティン・ホフマンらしい演じ方でした。ただ物語終盤の対決シーンは意外とすんなりと入っていくものの、その後の展開は極端すぎる気もしました。常にノーブラの妻役の女優さんの魅力は最高です!ただ物語の清涼的なイメージではなく、あくまでも彼の自我を目覚めさせる要素となっている為サディスティックかつエロティック部門を担ってしまっているだけなのが残念でした。