微笑ましいとはこの事ですね。ついクスッと笑ってしまう、気がつ .. >(続きを読む)
微笑ましいとはこの事ですね。ついクスッと笑ってしまう、気がつくと大林ワールドにどっぷり浸かってしまいました。心に思っていることをそのまま映像で表現してしまったり、個性的なキャラクターをバンバン登場させたり、大林監督らしい作品ですよね。後半ではバンド活動を終え、ポッカリと心に穴のあいてしまった主人公の切ない気持ちも忘れていない。とにかく、誰しもが経験するような青春の1ページに共感しました。お寺の息子役の俳優は完璧でしょう。どこか冷めてて悟っている雰囲気を醸しだしながらも、親友思いな彼が主人公をひきたたせてくれてました。個人的には「う~ち~の~た~く~み~がぁ~」のおばあちゃん、ツボにはまりました。常連の岸部一徳に根岸季衣は相変わらずいい味でてます。