地獄で繰り広げられる総天然色の阿鼻叫喚は今見ても怖いですし、 .. >(続きを読む)
地獄で繰り広げられる総天然色の阿鼻叫喚は今見ても怖いですし、全然おかしくは無いんですが、ドラマの展開がなぁ。シーン事にブチブチ切れてつながりが良く分からないし、主人公の四郎一人が困惑しててそれ以外は死ぬとき以外は意外とへーぜんとしている。何でか何でもかんでも知っている謎の男田村の存在も結局はただの人だったし、三ツ矢歌子が一人二役する意味もない。しかもラストでは「四郎さぁ~ん。」「お兄さぁぁ~ん」と今までの暗い気分を強引に昇華させるという脱力させられるエンディング。突っ込み所は多々あれど、それでもファーストシーンで見せるじっとりとした恐ろしさや、主人公に殺された遺族が川に毒を流して魚を殺すシーンなどは何回見てもぞっとします。