とにかく画期的?な恐怖のアイデアが秀逸です。家に関わった人、 .. >(続きを読む)
とにかく画期的?な恐怖のアイデアが秀逸です。家に関わった人、その知り合い等ほんの少しでも関わった人間達は”伽耶子”(又は俊夫君)という女性の呪いに食い殺されてしまう。その恐怖連鎖が怖かったです。しかも登場する民家がいかにもそこいらにありそうな風貌で、一瞬女性の影が見えた日にゃ、背筋ゾクゾクです。生理的に気持ち悪い描写や、背筋の凍る心霊的な描写、「あ、あ、あ、あ、あ....」とうめく声などの音響効果も抜群です。始めのうちは「あれ、世にも奇妙な物語?」な感じですが、物語が進むにつれそれぞれのエピソードがリンクしている事に気づくと一種の快感があります。いや~、良く出来た作品です。