そうですか、オリジナル面白いんですか、そのうち見てみます。そ .. >(続きを読む)
そうですか、オリジナル面白いんですか、そのうち見てみます。それ見てないとどこからどこまでがノーランの手腕なんだかわかりませんが、最後の"Don't lose your way"にはしびれました。最近「マックスウェーバーの犯罪」という、高名な社会学者がいかに資料をでっちあげていたかを暴く本を読んだ直後だったこともあってか、素直に最後のメッセージとして受け取れました。自分を尊敬する若い刑事の期待を裏切っていることにずっと葛藤を感じているという伏線の演技がリアルだったからこそでしょう。ノーランらしい、赤い血の場面などの挿入はそれほど効果をあげてなかったように思います。ロビンとヒラリーの配役は今ひとつでしたね。演技は悪くないんですが、もっと普通に見える男女にやってほしかった。でも全体的にはよい映画だったと思います。