中国語と日本語、英語のミックスや舞台設定に「境界」ということ .. >(続きを読む)
中国語と日本語、英語のミックスや舞台設定に「境界」ということを凄く意識した作品だなと思った。「ピクニック」からこの頃までの岩井さんは境界の向こう側を撮りたかったのかな。でも江口さんが橋を渡るとこで終わるあたり、境界の向こう側はなかなか描き切れなかった。後、長い上に、筋がジャンプが少年の心の支えになって以降(全員集合とひょうきん族が終わった後に思春期を迎える)の世代にしか理解できないと思った。それ以外の人が見ればこの作品は映画じゃなくて、長いPVに見えたと思う。でも山口さんと渡部さん、そして御大、桃井さんの絡むアクションシーンは個人的には最高。