この作品はディカプリオの映画というより、ダニエル・デイ・ルイ .. >(続きを読む)
この作品はディカプリオの映画というより、ダニエル・デイ・ルイスの映画。ディカプリオの相手役は余りのも上手くこの役を演じていました。話の途中まではかなり入れ込んで見ますが、結末はあっ気なく終わる。そんなのありっていう終わり方は今のアメリカ政府の勝手さに通じる。先任者(先住者)が新任者と争うが、軍隊があっさりと、圧倒的な軍事力で制圧(この映画の場合殺してしまう)そのあっけなさに驚くが、作品そのものは所謂、力作で見ごたえがある。キャメロン・ディアスもミスキャストと思っていたが、そうでもないし、安心した。噂によれば、海賊版の作品はノーカットの4時間近くディカプリオの復讐心が鮮明に出ているとの事。多分、4年後に出てくると思われる完全版はもっと高い評価の作品になっているだろう。それにしても、ディ・ルイスの上手さは何だ!「ラスト・オブ・モヒカン」を思い出させる演技だけでも7点は甘くない。