一流の監督で、題材も良いハズだし、映像も美しいんだけど、どう .. >(続きを読む)
一流の監督で、題材も良いハズだし、映像も美しいんだけど、どうもスッキリしませんね。若きヘミングウェイは2枚目で明るくて誰からも好かれる男だったらしく、その点でC・オドネルのキャスティングは妥当だったんだろうけど、優秀な看護婦に向って「一緒に山小屋に住もう。僕はすばらしい小説を書き、君は床を磨く」なんてやっぱり失礼だと思っちゃうな。今とは時代が違うと言う事か。サンドラ扮するアグネスも、本気なのかどうなのか最後まではっきりせず、なんだか噛み合っていないし、全体的にだれた感じがしてしまう。ラストシーンは良かったと思う。