壮大なスケールのSF映画を期待した方はちっぽけなスケールの映 .. >(続きを読む)
壮大なスケールのSF映画を期待した方はちっぽけなスケールの映画だったと感じたかもしれません、水が弱点の宇宙人が水の惑星と呼ばれる地球にやってくるのはおかしいと感じたかもしれません。でも、私は映画を見終わったとき期待していた以上に感激しました。この映画に出てくる宇宙人の目的は地球侵略ではなく、人を食料とすること。だから水の惑星であることは関係ありません。それとこの監督は見るからに恐ろしい姿の宇宙人で恐怖を感じさせるのではなく、音やカメラアングル、演出などで恐怖を感じさせています。ほのぼのしたシーンや笑みを誘うシーンをうまく使って恐怖感をいっそうひき立てています。人の心理をうまくついて出来上がった新世紀スリラーです。ストーリーも構成も演技も文句無し、傑作です。