当時、絶大なディカプリオ人気に便乗し、安易に起用した作品だが .. >(続きを読む)
当時、絶大なディカプリオ人気に便乗し、安易に起用した作品だが、思いのほか、安定した演技力で、浮いた存在には感じなかった。ストーリーもシンプルながら、ドラマ性を明確に打ち出しており、史劇タイプにありがちな失敗例=「壮大な学芸会」には、陥っていないので、好感が持てる。何よりも、ベテラン俳優陣の起用の仕方が、かなりのヒット率で、ただの「豪華俳優人の展覧会」などと揶揄されることは、決して無い、いわば人選のセンスの良さを感じる。