ビデオ表紙の「死ぬために生きているのではありません」という .. >(続きを読む)[良:1票]
ビデオ表紙の「死ぬために生きているのではありません」というコピーに引かれて借りた。 原爆投下後の広島のシーンが、凄まじい。白黒なのでホラー映画のようなグロさから一線を画し、冷静に悲劇と向き合える。 原爆症で、登場人物が一人ずつ、静かに死んでいく描写が、個人の小さな幸せを笑って国家の大義を通すことへの監督の問いかけを感じさせた。 「正義の戦争より、不正義の平和のほうがマシ」という台詞が、今でも私の中で引きずっている。[良:1票]