回想シーンや説明シーンはいっさい交えないことで、テンポアップ .. >(続きを読む)
回想シーンや説明シーンはいっさい交えないことで、テンポアップだけでなく第三者として二人と一日を共にしている感覚を持つことが出来る。見終わった後も背景を想像させる。この映画は勧善懲悪とは言い切れないと思う。正義のためには手段を選ばないか、あくまでもクリーンでいくか、手段こそ違え求めることは同じ。どちらが正しいとは言い切れない部分があり考えさせられる。削られたラストシーンはあれでいいと思う。あれだけの体験をさせられたジェイクにそこまで気をまわせる余裕は無いと思うし、彼の疲れをより印象的にしているから。