天才が創る映画とはこういうものだ!と実感させられた近代日本映 .. >(続きを読む)
天才が創る映画とはこういうものだ!と実感させられた近代日本映画史上における、金字塔的作品である.スピーディーな展開、各、俳優陣の顔の表情、しぐさ、特に予期せぬ列車の窓から金の入ったケースを投げ出すシーンなどは鳥肌モノだ!!いちいち挙げていけばキリがないが、犯罪学心理をみごとによみ、なおかつ自分の解釈で表現して見せた黒澤明氏は見事ととしか言いようがない!! この作品後、犯罪をテーマとした作品が数多く創られていくようになるが、この作品はそれらの先駆けの記念碑的作品でもある.