1．《ネタバレ》 最後のワンカットでつながる１３話。
これ、まるで何も回収されていないようで
最後のワンカットでめっちゃ繋がりましたよ。
意図的に同時系列と思わせる演出にすっかり騙されましたが
荒廃したはずの世界であのライトがついたビル群はまずありえないので
つまり施設サイドの時系列は荒廃する前の世界で
ミミヒメがボタンを渡した事で
シロ＝宇佐美、ミミヒメ＝手足が切れた包帯まみれの女性、
悪夢を見せたヒルコ＝5期生のグラサンの子
ことがわかって、さらにグラサンの子はミミヒメは仲が良かったので
一緒に行動してたけど、グラサンの子が先に発症してしまったことが
想像できます。
さらにマルはトキオの子の足に丸が付いた子なんでしょうね。
自分に似たもう１人を探しているって話にも合致し
なんか色々めっちゃ繋がりました。
ミミヒメが１話に言っていたトキオに似た人間に助けられたって話と
学園にトマトがって天国に見えた場所が目的地で完全にミスリードさせられてましたが
そこのポイントをわかった上で見ると
ミミヒメがヒルコになるまでにマルがどうにかした事が
救われた事になり、「空が見たい」ってこともあの生活だからって思ってましたが
施設育ちだからってことですねぇ。
宇佐美の最後もなんでって思ったんですが
今は納得感があります。
Cパートでなんかミミヒメちゃんの話が違和感あったのですが
めっちゃネタ明かしだったんですね
すげー奥深い。
さらに、木に張り付いていた子は
４話ぐらいに出てきた魚のヒルコですね（コナの絵がまさしくそれ）
コナの能力はわかってないですが、誰がどのヒルコなのかわかっている能力なんでしょうか
なので、個人的には色々伏線が回収されていないというより
肝となる部分がだいぶ繋がって
姉ちゃんを殺した真実部分だったり医者の話と
施設があーなった部分だったり施設のメンバーのその後の部分が残っていて
あとはある程度予測できるような展開だったんじゃないかなぁって思いました。
こういうパズルが組み合わさっていく感覚はすごい良かったです。
９点でフィニッシュ